かみやんの技術者ブログ

主にプログラムの話です

透過型フォトインタラプタを検討

さて、昨日のエントリで走ったわけですが、ロータリエンコーダがまだないのでまっすぐ走りません。つぎは、ロータリエンコーダを実装します。

このエントリでは、反射型フォトインタラプタのSG105(千石で110円)を使って実験回路を作ってオシロスコープで動作確認をしました。

この時点ではまだMODELAを持っていなかったので、反射型フォトインタラプタにしました。正確に144分割のパターンとかを手加工でスリットを作るのは無理で、プリンタで印刷なら簡単だったから。

でも基本的に反射型フォトインタラプタよりも透過型フォトインタラプタの方が性能がよいです。
反射型フォトインタラプタのデメリット:

  • 発光素子(赤外線LED)と受光素子(フォトトランジスタ)が並列にならび距離があるため、反射板と近すぎるとパターンが感知できなくなり、反射板とセンサの距離が遠くなりすぎるとパターンの黒を読むときに他の光が入って白と感知される。SG105では、最適距離が0.8mm。
  • 発光素子と受光素子が並列に並び距離があるため、それ以上にパターンを細かくできない(分解能があげられない)
  • SG105では最適距離が0.8mmであるがパターン板との距離を0.8mmを保つには、パターン板に押し付けないといけない。押しつけるとセンサとパターン板の間で抵抗になる。また摩耗する。

という感じ。透過型フォトインタラプタなら発光素子と受光素子が対向していて指向性が高く軸が同じなので非常に細い光線になっておりスリットを細かくできる。

という訳で透過型フォトインタラプタを探してみた。
メーカとしては、

がみつかった。
結局、コーデンシのSG214がよさげ。
コーセイオプトエレショップで150円。
安い。SG105でも安いと思ったが、ケースがついて150円とは。SG214は、ギャップ3.6mmなので3mmABS板も通るし。

という訳で、他の型番も試験用にいくつか選んで発注〜。