かみやんの技術者ブログ

主にプログラムの話です

MODELAでロータリーエンコーダ作成

今日は、ネミコンのロータリーエンコーダOVF(これ)の固定パーツをAlibe Desinで設計して、MODELAで切削した。

上図、Alibre Designで設計したところ(設計2時間)。



上図、MODELAでカットしたところ。
1回目は、MODELAで、ABS板が溶けて失敗。そこでMODELA掲示板で昔読んだ、「ファンをつける」というのをやってみた。MODELAのエンドミルを固定する部分に0.3mmのプラ板で手作りしたファンをくっつけてみた。あと、溶けるのは暑いからだろうということで、モデラ稼働中にかぶせる透明のカバーもはずして(はずすと安全スイッチが作動するので、紙を丸めたもので安全スイッチを止めた。当然危険です。マネする方は自己責任で)、エアコンが当たるような位置に配置。2回目はうまくカットできました。エンドミルは、2mm、XY速度は12.5mm/s、Z切り込みは0.5mm。ABSは3mm厚。切削時間は40分。


上図、バリを取ったところ。


上図、組み立てたところ。


上図、シャーシに取り付けたところ。

シャーシに取り付けて手で押してみたが、なかなか具合がよさそう。あと、MODELAで切削中に、回路の試験をブレッドボードで行っていた。OKの模様。1000パルス/回転で、4てい倍なので、4000カウント/回転。
手作りの旧ロータリーエンコーダは、90パルス/回転の4てい倍の360カウント/回転だったので、11.1倍。
ロータリエンコーダの直径が85mmなので分解能が、0.741mm。今回の新ロータリーエンコーダは、直径55mmなので分解能が0.0432mm。分解能は、17.2倍になりました。
早いところ、オドメトリ精度がみたい。