かみやんの技術者ブログ

主にプログラムの話です

テオ・ヤンセン展に行った

12月19日に5歳の娘を連れて、お台場の科学未来館でやっているテオ・ヤンセン展(Theo Jansen)に行ってきた。前回、作品が日本に来たときは、見逃してしまったので、今回は行ってきました。

テオ・ヤンセンの公式サイトは http://www.strandbeest.com/ です。
科学未来館の公式サイトは http://www.miraikan.jst.go.jp/ です。未来館での展示は、2月14日までのようです。
静展示のみならず、手で押す動展示と、巨大な空気エンジンで動く動展示があります。

上図、手で押す動展示。娘が押しています。
静展示だけだと、たぶんがっかりだったと思いますが、空気エンジンで動く動展示は、圧巻でナレーターの女性の方が、ビーチアニマルのことを「この子たち」と呼び、また、敢えて精度の低いプラスチックパイプを使って、きしみながら動く「この子たち」を見てテオの強い情熱を感じました。

リンク機構は昔から色々なものが発明されていて、リンク長さによって動きが違う訳ですが、テオヤンセン機構は神業的な比率で、生き物のように見えるのが特徴で、テオヤンセン展の説明によるとはっきりは書いていないものの、どうも遺伝的プログラミングのようなモンテカルロ法的な手法でコンピュータを使ってこの黄金比率を見つけ出したようです。
そしてそのホーリーナンバー Tシャツが売っていました。すげー!

上図、ホーリーナンバーTシャツ。リンク機構野郎には、後光がさしているようなTシャツ!
そして、ホーリーナンバーもメモのために撮りました。

上図、でた!ホーリーナンバー!これはカメラでメモしなきゃ!(写真クリックして、オリジナルサイズ表示をクリックで数字が読めると思います)
そして、展示会場の最後に、1体1,200円のテオヤンセン機構のおもちゃ(プラモデル)が売っていて、ワークショップになっていました。が、ワークショップというか、おねえさんは、全く作り方を教えてくれません(笑)。買った後、机を貸してくれるので、勝手に作ってと言う感じ。が、このプラモデル非常に作るのが難しい。周りのファミリーもかなり苦戦していたようです。が、私は手こずりながらもとっとと完成させて先に出ましたが、残りのファミリーは完成したのか心配です。


上図、作成したテオヤンセン機構のプラモデル。1,200円。一家に1台必要ですね!

ちなみに、テオヤンセン展の展示会場(有料)の中でもプラモデルは売っていますが、外の売店でも売っています。

作ってみた

ホーリーナンバーをみて感動したので、カメラでメモして帰ってきたわけですが、早速、紙工作で作れないかためしてみました。

上図、紙工作で作ったテオヤンセン機構。iPhoneで撮影したせいか90度向きが変わってしまった(汗)

はい。かなりできが悪いです。原因は、クランク部がピアノ線で作るといいだろうなと思うのですが、手元に材料がなかったので、爪楊枝2本で作ったせいです。本当は足6本とか12本とか作るとかっこいいのですが、ピアノ線なしでは無理と判断。が、娘は結構気に入っていたので、ピアノ線を買いに行ってリベンジしたいところ。

発展

やー、テオヤンセン黄金比率に感動すると、このまま人が乗れる乗り物とか作りたいよねとか。ラジコンとか作りたいよね。とか夢が膨らみます(私が作る余裕はないですが)。