かみやんの技術者ブログ

主にプログラムの話です

地磁気センサ+ロータリーエンコーダ の可視化その3

地磁気センサ+ロータリーエンコーダ の可視化その2」のエントリの最後に、TDS01VのAzimuthモードでの可視化で、「激しく方位がぶれる、やはり磁気ベクトルで自分でスケールやオフセットしたほうがよいかも」と書いたが、地磁気ベクトル+ロータリーエンコーダで試験してみた。

上図、以前のTDS01VのAzimuthモード+ロータリーエンコーダの軌跡(緑)


上図、今回試験した軌跡。TDS01Vで磁気ベクトル(自力でスケール、オフセット付き)+ロータリーエンコーダの軌跡(緑)。

今回の試験は、緑の軌跡(TDS01V+ロータリーエンコーダ)とオレンジの軌跡(ロータリーエンコーダのみ)がかなり近くなった。どちらかというと、まだ、ロータリーエンコーダのみの方が実際に走った軌跡に近い。4mx5mで平らなコンクリートでの試験だが、平らで距離が短ければ、ロータリーエンコーダのみが一番精度がある。盲人向けの黄色いデコボコタイルとかがあったり、長距離だと磁気センサ+ロータリーエンコーダの方が精度がある。GPSは、試験環境では精度が悪すぎる(上図だと水色の軌跡)ので、比較ができていないが、それぞれの軌跡があるがどういうときに何を使おうか。落ち着いて考えないとな。
つくばチャレンジ2009まで、あと29日!時間がない!